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ブラックウィドワーズフェア<二人の美食家レビュー>

2010.10.10 - フェア関連記事
随分、間が空いてしまってすいません。せめてB面に入る間をあけるべきだと思うんですが(汗)、いろいろありまして今後は書きためたものを順次週一で自動更新されます。この書きためる作業のためにさらに時間がが空いてしまいました・・・すいません・・・。

はてさて、第4話です。今回は美食家の方がゲストとのことで料理も注目の一作?

第四話「二人の美食家」

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美食家で名高い公認会計士、ドミニク・グルニエール氏が今回のゲスト。美食家といえど後継者問題は避けられないようで、二人の後継者にいついて悩まれているご様子。






関連リンク
黒後家蜘蛛の会贋作集~Phony Tales of Black Widiwers~
原作作品も含めてどんな作品かはこちらのページやダウンロードしたソフトにも入ってますので気楽にダウンロードしてみてください。

「あの、ひとつよろしいですか、お客様。このゲーム、ウィンドウズ限定ですのでお客様のMacではご利用いただけません。ご了承ください。」
珍しいなヘンリー。君がMac用を用意しておかないなんて。不親切じゃないか。
「申し訳ありません、零悟さま。しかし零悟様、人間は万能ではありません。分相応というものもございます。ご了承ください。」

作者の、深緑野分さんはHPが非公開なのかリンク表記がないので他作品が読みようがないのが残念。この方のほかの作品も見てみたい。Twitterは始められたみたいです。@fukamidori

 はい。期待の高まる美食家ゲスト、ドミニク氏。

今回はメンバーのほとんどが雨にぬれて来場したため用意周到のヘンリーが差し出すタオルで髪を拭きながらいつものやりとりに。
ホストはアヴァロン。

公認会計士とはいえ「美食研究の御大尽」であるゲスト、ドミニク氏はもう意識が料理に移っていいる様子。
料理は田舎風のフランス料理。派手さのない料理はドミニク氏の心を打つことができるのでしょうか。
結構詳細に描写されますので、ゆだれをたらしながらご堪能あれ。
デザートを食べてみたい。ちょっとありえない気がするけれど(笑)。

さて、美食家としてドレイク氏が寄稿する「ファイブスターガイド」での美食家の活動では出版社製の手帳に料理の評価を書きとめるんだとか。そんな様々な仕事内容から尋問の流れになりました。

尋問を買って出たのはゲストの顔を四角く切り取った、マリオ・ゴンザロ。
年齢から後継者を選別する決心をしたゲストは選別された後継者に納得がいかない様子。
山崎豊子並みの主導権争いでも起こっているのかと思っていたら・・・

謎ときとしても難しすぎず、かといって悪い意味で黒後家蜘蛛の会的なばかばかしさもなく、程よいオチと、ヘンリーの例によってシャープな目の付けどころが際立つ一作。まぁ、ドミニク氏がニオイに鈍感なのはどうなのかと思いましたが。

ラストシーンのみ背景が写真であること、、ファンがニヤリとできるポイントがなかったような気がする点が少し気になりますが、作品全体が「黒後家蜘蛛の会」らしさを出していて王道してました。満足。


「二人の美食家」関連リンク

ミシュランガイド
「ファイブスターズガイド」の元ネタは、やはりこれでしょうか。

トルコ(トルコ共和国)
重要なキーとなる国。こうして身につく雑学もこのシリーズの醍醐味の一つ。ネタばれ中のネタばれのためそのものずばりにはリンク貼りませんのでここから探してください。

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