僕はよく「人柱」をつくる。たとえば、
ゲームに関しては小島秀夫監督(
関連記事)、
WebサービスはYOTTIさん(ソーシャルライブラリー開発者)、
ミステリ創作では小野堂天之介さん(後日紹介)、といった具合。
近未来技術は久多良木健氏(
関連記事)だった。
その中で、Webも含めデジタル技術(ゲーム以外)の「人柱」は、平野友康氏を追うことで少し先のりあるなデジタル生活をイメージする。
そんな平野さんと出会ったのはMACPOWERの連載記事。
「未来のカタチ」と言うタイトルで、YouTubeなどの新サービス(当時)の解説から少し未来の生活スタイルや社会問題までさまざまなものをソフト開発者の視点から柔らかな筆致で語りかけてくれるそのスタイルが好きで、描かれていることの地に足付いた未来感と視点の鋭さに学ぶことも多くたちまち魅了された。この記事にリンクしてある「旅する会社」(ソーシャルライブラリー/読書カレンダー参照)は、その書籍版。
VJソフト・モーションダイブ、写真閲覧(鑑賞?)ソフト・ライフイズフォトシネマ、ホームページ制作ソフト・ID、BiNDなど数々のソフトを手掛けてきた平野氏。
その後インタビューやMixiでお見かけしたものの、これといってどういう人なのか知識は増えることがなかったのだけど、ツイッターを初めてお見かけしてから思った以上にユーザーフレンドリーな方と判明。
これまでの合宿スタイルの開発も結構画期的だと思うのだけど、
USTREAMでユーザーを巻き込んでのソフト開発、
FREEブームに乗るように無料化計画など、
次々と新しい考え方で、時代をつくっていく勢い。
ただ熱心なAppleユーザーで現在開発中の無料予定のソフト(VJ/UST用映像ソフト)はMacオンリー。
このソフト一つがどうこうではなく、Appleにこだわる姿勢が裏目に出なければと思うのですが…。はたして。
関連リンク
Wikipedia:
平野友康季刊になってしまったMACPOWERでコラムの連載を今も続けておられます。
Wikipedia:
DIGITALSTAGEツイッターアカウント:
dsHirano今はツイッターで生の声が聞けるのでわざわざインタビューばかり読まなくても本人の考えが伝わっていいですよね.以前はdigitalstage_jpというアカウントでした。
公式ホームページ:
デジタルステージインタビュー
以前はもっとあった気がするのですがUstとツイッター関連の記事にまぎれて引っかかりませんでした。おかしいなぁ。
Adobe Edge:
2006年9月Flash10周年に関するインタビュー、というかコメント。開発者としての思い出などを語られています。iPadを絶賛しつつもFlashはいまだに好きとのことで、複雑な心境のようです。
GOOD DESIGN AWARD:
KAZUO'S VOICE:
第24回ツールからメディアとしてのインターラクションデザインへ当時グッドデザイン賞の審査委員長をされていた川崎和夫氏との対談記事。現在は審査委員が一新されたため残念ながらトップページからはたどれなくなっています。
ITPLUS:
ものづくりの現場最新ソフトBiND2に関するインタビューです。
向谷倶楽部向谷倶楽部の長い夜 ~向谷実×中西圭三プロジェクト~向谷実さんの向谷倶楽部への寄稿記事。
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