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2024.11.24 - 
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ブラックウィドワーズフェア

ff28e99e.jpg というわけで、センスあふれるロゴが若干拡大したためぼやけて載っておりますが、今回から本ブログ初めての「フェア」を開催いたします。今回はブラックウィドワーズフェア、と題しまして「黒後家蜘蛛の会贋作集」に合わせて今日から二週間にわたってお送りします。 すでに、「ブラックウィドワーズ」、とか「黒後家蜘蛛の会」とか、「贋作集」とか耳慣れない言葉が乱立しておりますので、順番にご説明しましょう。

「ブラックウィドワーズ」は米国で発売された、短編集のタイトル。「われはロボット」などSF作品で知られるアイザック・アシモフが短編ミステリーを1冊につき12本、5冊出版したもの。エラリークイーンミステリマガジンを中心に 雑誌発表された作品に加え描き下ろしが最低1本は入っており、制作秘話的小話をエピソード枚にあとがきとしてつけるという当時としてはサービス満点の作品。あらすじを書くとこんな感じでしょうか。
「アメリカにあるのになぜか『ミラノ』の名のつくレストランでイタリアとは無縁の料理まで注文に合わせて出てくるいたれにつくせりの食事と歓談の場。食後に出てくる話題に含まれた謎を説くのは・・・?」

黒後家蜘蛛の会はその邦訳タイトル。右の「読書カレンダー」ブログパーツに載っているのがそれですね。「>」マークをクリックすると2巻と1巻が出てきます。「読書カレンダーを読む」をクリックしていただくとレビュー(コメント)が全文読めます。画像をクリックするとアマゾンに飛びます。ちなみにアフィリエイトはやっていません。期間中のみ、洋書版も載せてありますが、もちろん僕は読んでません。ってか読めません。

贋作集というのはパスティーシュと呼ばれる、原作ファンによる一種のパロディですね。マンガ系同人誌のパロディと違うのは非常に「原作が尊重されている」点でしょうか。いわゆる原作物語のお約束事がきちんと守られたうえで描かれているため、原作ファンが不快感を覚えることが比較的少ない感じのものです。ミステリーの世界では比較的この「パスティーシュ」と呼ばれる手法がファンに受け入れられています。国内にはマンガ系同人誌とパスティーシュを混同して受け入れる作家さんもおられます(汗)。

今回は、「安楽椅子犯人(リンクは公式ページ)でおなじみの小野堂天乃介(リンクはツイッター)氏が中心となって、サウンドノベル形式で計7本の作品が登場することになりました。もちろん、各々の作品にそれぞれの作者が「あとがき」を添えています。


今回はここまでにしましょうか。
最後になりましたが「黒後家蜘蛛の会贋作集」の公式ページをリンクします。


黒後家蜘蛛の会贋作集~Phony Tales of Black Widiwers~
原作作品も含めてどんな作品かはこちらのページやダウンロードしたソフトにも入ってますので気楽にダウンロードしてみてください。

「あの、ひとつよろしいですか、お客様。このゲーム、ウィンドウズ限定ですのでお客様のMacではご利用いただけません。ご了承ください。」
珍しいなヘンリー。君がMac用を用意しておかないなんて。不親切じゃないか。
「申し訳ありません、零悟さま。しかし零悟様、人間は万能ではありません。分相応というものもございます。ご了承ください。」

この記事は「黒後家蜘蛛の会1~5」のリンク記事です
今後この記事はブラックウィドワーズフェアのすべての記事がリンクされます。
関連エントリ
ゲスト紹介編
「猫当てゲーム」のレビュー
「婚約者」のレビュー
「山のフクロウ」のレビュー
「二人の美食家」のレビュー
「一文字の伝言」のレビュー
「ヘンリーの休日」のレビュー24日正午公開予定



関連リンク
Wikipedia:黒後家蜘蛛の会
NHKでラジオドラマがあったんですって。ちょっと聞いてみたい・・・


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