シリーズ途中のミステリや、モンテクリスト伯を中断して、
川端裕人に手を出す。
既読の物も含めて読むことにする。
今、手を出したきっかけは、
知らない間に、文庫化されていなかった
ニコチアナが文庫になっているのを発見したこと
ミステリはDVDレンタルでお腹いっぱいなこと
モンテクリスト伯が読んでて疲れること
漫画製作のあいまに読んで気分転換できること(正直、小説読むくらいの余裕しかない)
「小島秀夫の視点」収録のHIDEO BLOGに川端裕人を取り上げられていたこと。
がある。
てなわけで本題。
川端裕人の作品にはじめて出会ったのは、文庫のTHE S.O.U.P.
(Amazon) 。
文庫の新刊コーナーにポンと置かれていたのを表紙にひかれ、あらすじを確認してからレジに持って行ったのを覚えている。なぜか、解らないが気になって迷いなく買った。
そうしたら
「自分だけのとっておきの作家(小谷真理/夏のロケット 解説)」
の一人になってしまった。インターネット、MMORPG、人工知能、様々なものを盛り込んだその壮大なストーリーは膨大な取材や資料を元にしていることは想像に硬くない。
元は日テレの記者さんらしくノンフィクションも多数書かれているので、さほど苦ではないのかも。
さらにすごいのは
「時代の先を嗅ぎ取る鋭い嗅覚(小島秀夫の視点)」
と小島監督が評すとおり題材選び。ロケット、株、タバコ、Web、恐竜、ウィルス感染。
05自身クライトンを連想したくらいだから「日本のマイクル・クライトン(石田衣良/THE S.O.U.P. 解説・小島秀夫/小島秀夫の視点)」と言う声にもうなずく次第。
最近はなごみ系とでもいうのか作風が変わったのかとがっかりしていたのだけど(そちらの著作は手を出していない)
最新作エピデミックは疫学を駆使した長編らしく、文庫化が待遠しい。
「川端裕人は買いだ。(石田衣良/THE S.O.U.P. 解説)」
関連リンク
Wikipedia:
川端裕人ツイッターアカウント:
Rsider公式ブログ:
リヴァイアさん、日々のわざ「非流行系物書き稼業」という自己紹介が秀逸。ONEPIECEを親子で楽しむ、ライトさが◎。お子さんがいる関係かPTAに興味津々のご様子。
ブンサバ・インタビューズ:
川端裕人さんインタビュー ~その1~
2 3 4 5 6「書こうと思ってるテーマに詳しい人と知り合うのが本を出した後なんですよね」という川端氏。そりゃしょうがない(笑)。TheSOUPをメインにしたインタビュー記事。
BOOK CLUB KAI:
相対主義からのサヴァイバー- interview with 川端裕人 -こちらもTheS.O.U.P.出版時のインタビュー。文字ちっさ!
ちっさ!智場IntelPlace:
ゲーム,ハッカー,インターネット
川端裕人 作家 ┼ 山根信二 GLOCOM客員研究員 ┼ 井上明人 GLOCOM研究員
GLOCOMという国際大学の関連サイトの機関紙(?)智場IntelPlaceのゲーム特集から。特集内の対談ページをリンク。
子供の習い事.net:
シリーズこの人に聞く第37回PTA再活用論という著作に関するインタビュー。興味ないです(笑)
[0回]
PR