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2024.11.22 - 
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スピーカーひとつでコンサートホールと喫茶店を行き来する。

2010.11.08 - デジタル機器
「技」天老師@ikuu19さんとの会話で話題に上がったもののひとつが

「タイムドメイン理論」のスピーカー。

これまでは周波数のみだった音響理論に「時間」の概念を加えた新理論を採用したことで
これまでにないクリアな音質を味わえるというもの。
この「タイムドメイン理論」、実はずいぶん前、僕が大阪に通っていた頃、
地下鉄の広告にECLIPSEのスピーカーが載ってまして、

「なんて未来っぽいデザインのスピーカーだ!これは欲しい!」

と音質そっちのけ(笑)で思ったのですが、その時いろいろ調べて、「タイムドメイン理論」や
開発者の由井氏のことも知ったのです。

ですが、@ikuu19さんとの話題に上がった時はすっかり忘れてしまっており、
筒状のバージョンの話題だったこともあり、新鮮な気持ちで調べなおして、
半分話題に乗るだけのつもりで
最悪TV用のスピーカーにするつもりで、BauXarのMarty101のホワイトを買いました。
実は実家に戻ると階段に挟まれた二つの部屋を利用して生活することになっており
これまでのコンポ一つでは音楽が聴けない部屋ができてしまうので、狭いほうにおけるスピーカーにしようという腹もありました。

お値段なんと26000円。

買った当初の音は正直

「やっちゃったかな」

という感じでした。
ただ事前調査で「エイジング(ならし運転)」が相当必要だと言う話でしたので、ヘッドフォン同様、
iPodClassicをバッテリー切れを起こすまで回していると2回目途中くらいから、

お!?

という感じになってきました。初めはラジカセ(今ないよね、この概念(汗)のようだったのが、

スコーンと抜けたクリアな音になってきました。これなら使えそうです。
「無指向性・全方向性」と言われるようにスピーカーが上向きについていて
上空に広がるように音が出てくるため、なるほど聴く場所を選びません(逆に置き場所を選びますが(汗)。
また、音楽を聞きながら作業をすると歌詞に気を取られ作業がそっちのけになってしまうのが悩みの種だった私はこの無指向性のせいか、「バックミュージック」として聞き流せるようになりました。これは作業場スピーカーとして購入した僕には願ったりかなったり。

相性のいいアーティストだとボリュームを上げると「コンサートホール(ライブ会場に非ず)」になったかのようになりますし、ボリュームを下げると「喫茶店やジャズバー」のように雰囲気あるBGMを出すことも可能な、大人のスピーカーのようです。設置場所によっては低音が全くと言っていいほどなくなることも。

エイジングや設置場所(本体の高さと接地面の材質によって音が変わる)を考えるとメーカーが言うほど「手軽」な感じはしないのですが、ステレオミニジャックでいい音を聞きたい大人の人には向いているかもしれません。

デザイン的にはホワイトを見る限り、いい感じです。ただシルバーや限定色のブラック等は上からカラーシールを張った感が強く、Web上で確認する限り安っぽい感じです。
@ikuu19さんがお持ちのJupity301はシルバーがMac系の材質なのでシルバーがいい人はそちらを選ぶのもいかもしれません。音も材質からしてよりクリアだと推測されます。ただ、値段が高くて僕は手が出ませんでした。


個人的には、アンプ外付けのスピーカーケーブルバージョンが欲しいなぁ、と思います。ライセンス的に難しいんでしょうかね。
この記事は2010年10月30日から11月7日にメモ書きしたものを元に1月21日現在まとめたものなのでブログ全体としてはちょっと時系列が混乱するかもしれないですがここに書きとめておくのでご勘弁お願いします。

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